直接の原因

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    教員だった頃、毎日帰りが遅かった。

    ほだかを実家の両親に預け、朝早くから夜遅くまで仕事ばかりしていた。

    生徒と直接触れ合える学級担任の仕事は、とても魅力的だった。

    自分の子どもほったらかしで夢中で毎日を過ごしていた。



    でも、ある時ある事に気づいた。

    生徒が変わってきている………

    自分が初任者の頃の生徒と、今の生徒では明らかにものの見方考え方が違ってきている。

    周囲とのコミュニケーションがうまく取れない子が、以前より目立ってきているような気がした。

    ひとりひとりはとても素直でいろんな夢や可能性を秘めている。

    でも、集団になった時、自分の意見を言えない。

    周りの目をひどく気にする。

    普段仲の良い子としかうまく話せない。

    いろんな事情でクラスの中で浮いてしまう子に、どう接していいか分からない。

    「こういうときはこうするといいんじゃないかな」って教えればできるようになる。

    ということは、今まであまり人と関わり合うということを経験しないまま中学生になってしまったのかしら。

    個人の性格もあるだろうし、それまで育った環境にも寄るだろう。

    だけど、昔に比べて明らかにそういう子が増えている気がした。。。



    自分の子もそう育つ可能性がある。。。

    そう思った。

    ほったらかしにしてる場合じゃない!と焦った。

    親が子どもを見つめてやらなくて、誰が見てやれるんだと思った。


    もちろん、教員の仕事に未練が無いわけではなかった。

    1年生の担任だったので、この先の2年間、この子たちの卒業まで見守っていけないということにも、強いジレンマを感じた。


    だけど、良い先生は他にいっぱいいる。

    でもほだかの母親は自分しかいないと思ってしまったのだ。

    とりあえず、生んだ責任というものがあるじゃあないか。



    それを逃げと捕らえるか、前向きな姿勢と捕らえるかは人それぞれだろう。

    私の従姉も教職に就いているが、

    彼女は「自分の子どもだけでなく、周りも変えていかなきゃダメ」という考えの持ち主で

    私とは相容れない。

    いろんな考え方があっていい。

    だから社会は複雑で、それらが絡み合ってもっと良い未来が見えてくる事もある。




    ただ、その時の私にはもうそれしか見えなかったのだった。

    結構思い込みが激しかったりする。

    時に猪突猛進型になる私。

    「ほだか、待ってろよ〜〜〜!」ってな気分だったのだ(笑)



    それが、教職を辞めようと思った直接の原因。。。

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